fc2ブログ

遊びをせんとや生まれけん





今日は、庭仕事とは無関係なお話。


昨日、書道のお稽古に行ってきました。
今は、色紙を書くための練習で、俳句や歌を書いています。

昨日の課題は、梁塵秘抄。



遊びをせんとや 生まれけん

戯れせんとや  生まれけん

遊ぶ子供の 声聞けば

わが身さえこそ ゆるがるれ




毎回、課題の前に、先生が、その時代の背景とか言葉の意味を教えてくださいます。
これも、よく聞くフレーズですが、ほんとの意味をよく知りませんでした。


この歌の意味を調べてみると、いろんな解釈が出て来ます。

遊女(あそびめ)が、子供の声に自分の罪深さを嘆く歌  とか、
大人が子供の遊ぶ声を聞いて、童心を呼び覚まされた感懐の歌 とか。

どちらにしろ、深い思いがにじんできます。




さらにいろいろ検索していったところ、5年前の大河ドラマの 平清盛 に行きつきました。
この時のテーマがこの歌で、楽しい時も苦しい時もうれしい時もつらい時も、
こどもが無心になって遊ぶように、夢中になって生きていきたいという解釈で、
ドラマが作られたそうです。


作曲家の吉松隆さんがドラマ全体の音楽を担当し、
この歌にもメロディーをつけています。  
子供の歌声とメロディとが加わって、
なんとも切ない歌となっています。



いろんな解釈があって、そこから何を汲み取るかは人それぞれ。

漫然とした毎日の中で、ちょっと肩をたたかれて
あなたはどうですか?って言われてるみたいな…。
ちょっと心にぐっと来てしまいました。  がらにもなく  (*´~`*)




つまらん話に付き合ってくれてありがとう! また来てね~ (^_-)-☆

人気ブログランキング

にほんブログ村

コメント

非公開コメント